プロフィール
長谷川 亜由美
日本語の間違い研究室 室長

日本語の間違いを調べるのは、私の趣味です。
ほかのブログで、こんな記事も書いています。

Webで伝わる文章力磨き
巷にはびこるヘンな表現

職業:女性向けホームページのつくりなおし専門家

ホームページリニューアル制作

オーナーへメッセージ

腹が煮え繰り返る(はらがにえくりかえる)

腹が煮え繰り返る(はらがにえくりかえる)・・・×

腸が煮え繰り返る(はらわたがにえくりかえる)・・・○









  

巡るめく(めぐるめく)

巡るめく(めぐるめく)・・・×

目眩く(めくるめく)・・・○


意味:目がくらむ、めまいがする







  

三日と空けず(みっかとあげず)

三日と空けず(みっかとあげず)・・・×

三日に上げず(みっかにあげず)・・・○


「毎日のように」という意味。

実際に三日かどうかを、指すわけではないので
二日に上げず、四日に上げず、のような言い方はしない。


例:三日に上げず電話をしてくる







  

稀に見ぬ(まれにみぬ)

稀に見ぬ(まれにみぬ)・・・×

稀に見る(まれにみる)・・・○









  

離発着(りはっちゃく)

離発着(りはっちゃく)・・・×

離着陸(りちゃくりく)・・・○









  

お求めやすい(おもとめやすい)

お求めやすい・・・×

お求めになりやすい・・・○







  

おぼつかぬ

おぼつかぬ・・・×

おぼつかない・・・○




  

うっとおしい

うっとおしい・・・×

鬱陶しい(うっとうしい)・・・○




  

愛想を振り撒く(あいそをふりまく)

愛想を振り撒く(あいそをふりまく)・・・×

愛嬌を振り撒く(あいきょうをふりまく)・・・○



平成17年度「国語に関する世論調査」では
http://www.bunka.go.jp/1kokugo/17_yoron.html

次のような結果が出ている。

「愛想を振り撒く」を使う・・・48.3%
「愛嬌を振り撒く」を使う・・・43.9%





  

髪を丸める(かみをまるめる)

髪を丸める(かみをまるめる)・・・×

頭を丸める(あたまをまるめる)・・・○


意味:頭髪を剃ること




  

上前をかすめる(うわまえをかすめる)

上前をかすめる(うわまえをかすめる)・・・×

上前をはねる(うわまえをはねる)・・・○




  

拝見させていただきました(はいけんさせていただきました)

拝見させていただきました(はいけんさせていただきました)。・・・×

拝見しました(はいけんしました)。・・・○
拝見いたしました(はいけんいたしました)。・・・○


「拝見」は、「見る」の謙譲語。すでにへりくだっている。
「拝見」(謙譲)に、さらに「させていただく」(謙譲)のは、二重敬語にあたるため、誤り。








  

お体をご自愛ください(おからだをごじあいください)

お体をご自愛ください(おからだをごじあいください)・・・×

ご自愛ください(ごじあいください)・・・○


「自愛」とは、自分の体を大切にするという意味。
よって「お体を」が不要。




  

感違い(かんちがい)

感違い(かんちがい)・・・×

勘違い(かんちがい)・・・○




  

苦汁を味わう(くじゅうをあじわう)

苦汁を味わう(くじゅうをあじわう)・・・×
苦渋をなめる(くじゅうをなめる)・・・×

苦汁をなめる(くじゅうをなめる)・・・○
苦渋を味わう(くじゅうをあじわう)・・・○
苦渋の決断(くじゅうのけつだん)・・・○


苦汁の意味:苦い経験
苦渋の意味:苦しみ悩むこと




  

一番最初に(いちばんさいしょに)

一番最初に(いちばんさいしょに)・・・×

一番初めに(いちばんはじめに)・・・○
最初に・・・○


重複表現。




  

火蓋を切って落とす(ひぶたをきっておとす)

火蓋を切って落とす(ひぶたをきっておとす)・・・×

火蓋を切る(ひぶたをきる)・・・○
幕を切って落とす(まくをきっておとす)・・・○


使用例:戦いの火蓋が切られる。戦いの幕が切って落とされる。




  

血と涙の結晶(ちとなみだのけっしょう)

血と涙の結晶(ちとなみだのけっしょう)・・・×

血と汗の結晶(ちとあせのけっしょう)・・・○




  

死ぬに死ねない(しぬにしねない)

死ぬに死ねない(しぬにしねない)・・・×

死んでも死にきれない(しんでもしにきれない)・・・○




  

痛い腹を探られる(いたいはらをさぐられる)

痛い腹を探られる(いたいはらをさぐられる)・・・×

痛くもない腹を探られる(いたくもないはらをさぐられる)・・・○


意味:やましいことはないのに、疑いをかけられること。